未来を変える「目標達成手帳myWILL」を導入します。
2025年度は、「未来は自分で変える」をテーマに「目標達成手帳myWILL」を導入します。目標を立ててもなかなかそれ通りにいかない、将来の夢なんて無い…など、学生時代は学習以外にも悩みが絶えない年齢です。
保護者の方の中にはそのような様子のお子さまを見て、何かできることはないか、とお考えになったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「目標達成手帳myWILL」は、学習内容はもちろん、これからの人生を生きるために必要な力を養うことができる手帳です。
普通の手帳とは違う myWILLの特徴
①マイリスト
今年1年間でやりたいことをとにかくたくさん書くページです。
勉強にこだわらずとにかく何でも「今年やりたい!」と思ったことを書いて、わくわくした気持ちになれるページです。
「やりたい、って特にないんだけど…」というお子さまも、考え出すと意外と書けるもので、myWILLと一緒に今年も頑張るぞ!とモチベーションを高める役割もあります。
100行あるのでスペースを気にせず些細なことまで何でも書けますよ!
②将来の夢
将来のことについて考えるページです。
子どもたちに「将来の夢」と聞くと、「サッカー選手!」「お医者さん!」など職業をイメージする子が多い印象です。
特になりたい職業がない子は「将来の夢は無い」と言うこともあります。
「将来の夢は会社員です」と言いづらい雰囲気も感じます。
「夢」という言葉がどこか現実から離れているようなイメージを持っているからかもしれません。
myWILLに書くのは「将来なりたい職業」ではありません。
「将来、どんな大人でありたいか」です。
事前に10個の質問に答えて自分の良いところや理想とする人間像をイメージし、「どんな大人になりたいか」から業種や職種→そのために必要な学問→行くべき大学や専門学校→志望高校、と思考を繋げていくページ構成になっています。
大学生の就職活動にも似ていて、ある意味非常に現実的な視点とも言えるでしょうが、「将来の夢は無い」と言っていた子でも、得意なことを誰かのために使いたい、誰かに笑顔を与えられる人になりたい、など、必ず何か書けるようになっているところがポイントです。「無いと思っていたのに書けた!」という成功体験が、将来を前向きに捉える後押しをしてくれます。
③未来年表
今年から30年後までの自分の年表を作れるページです。○歳で進学、○歳で就職、など想定できる予定を書いたり、「できれば○歳でこうしたい」という理想を書いたりできます。10年後程度なら考えたことがあっても、30年後まで考えたことがある子はあまりいないと思います。長い人生を考えるきっかけになるページです。
④マンダラチャート
野球選手の大谷さんも使っていた「マンダラチャート」は、目標達成のために何が必要か、項目をたくさん挙げたりそれらを整理したりするのに有効な書式です。
⑤毎月の振り返りとやることリスト
①~④をもとに、今月は何をしたいか・するべきかを毎月最初に書くページです。その時に必ず、前月の振り返りから始めます。
myWILLのキーワードは「振り返り」
大人なら誰しも一度は聞いたことのある「PDCAサイクル」の手順をもとにしています。
前の月に計画(PLAN)したことが実行(DO)できたか振り返り(CHECK)してから、今月のリストを調整(ACT)して計画を立てる(PLAN)…。
という流れを徹底する構成になっています。
「先月これできなかったな…」で終わらせず、今月のリストに再度組み込めるようになっています。つまり「自己調整学習」をサポートする機能が備わっているので、塾の勉強計画と組み合わせればより効率的に成績アップが望めます!
①全部を埋めなくたっていい
使うと決めたページをじっくりしっかり考えて、楽しみながら使うこと!
「今までやったことがないけれど、ちょっと気を付ければできそう!」なことから始めましょう!
②定期的に読み直して振り返りをする
できれば毎日1回、最低でも週1回、手帳を読み直す習慣をつけ、「そういえばこんなこと書いてたな、明日は部活が休みだからできそうだな」と取り組むきっかけを常に自分で作ることが大切!
保護者の方の見守りポイント
この手帳のテーマは、「未来は自分で変える」です。
「WILL」という単語は、未来を表す助動詞であると同時に、「意志」という意味の名詞でもあります。自分の意志で自分の未来を変えていく。それを応援する手帳です。
「このページは誰かに見せるものではないから本当に本当のことを書いて大丈夫だよ」、と説明します。
読まれると思うと「読まれてもいいもの」を書いてしまうのが人間です。
それも悪いことではありませんが、myWILLの目的からは逸れてしまいます。
目標達成手帳myWILL まとめ
①書くと決めたページはじっくりしっかり考えて書く
②定期的に読み直して振り返りをする
を守り、前向きに楽しんで使っていくのがコツ!
「普通の手帳」とはちょっと違う
『目標達成手帳』なのです!
自分の意志で自分の未来を変えていく岡崎塾生を応援する手帳です。